開発秘話

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「なぜおからなのか?」「なぜ焙煎なのか?」そして「なぜおいしい?」焙煎おから茶開発の裏側を公開!製茶問屋の伝統の焙煎技術を活かした商品開発と、科学的なデータ分析ででき上がったこれまでにない健康茶。 企画・営業担当者 藤田

開発のきっかけ

そもそも「本格焙煎おから茶」を開発したきっかけは何ですか?

日本が世界一の長寿国になれたのには日本食といわれる食文化の影響が大きく関係することから、日本人が昔から食べているものは何か、と考えたときにさまざまな食材中で一番日本食に欠かせない食材が大豆でした。そこで大豆の栄養成分を調査し、その栄養成分の豊富さに驚き商品開発を決めました。

大豆の栄養成分の中でも一番注目したのが、大豆イソフラボン。大豆イソフラボンはグリコシド型とアグリコン型の2種類に分類され、ほとんどの大豆由来食品はグリコシド型であることがわかったのです。

このグリコシド型は体内での吸収が難しく、ほとんどが体外に排出されてしまいます。そこで、アグリコン型に変えることができれば体内で吸収しやすくなり、大豆の力を活かせる非常によい商品になると思い、アグリコン型に変化する方法を模索した結果、現在の焙煎製法に至りました。

その焙煎での製造法に一番適している原料がおからでした。

開発の段階で一番こだわった点は何ですか?

なんといっても味です。

どんなに成分がよくても味が悪ければ消費者に受け入れられないことは今までの経験からわかっていたので、味が一番重要との視点から開発をしました。

また、成分を逃がさないように直火で一気に中に閉じ込めた上で、大豆油といわれる油分を除去するように、極限の状態まで焙煎することが非常に難しかったのです。

この製法で必要なのが、何度も試験を繰り返し改良した専用機械でした。また、気温や湿度によって時間や温度を変えなければならないので、その機械を動かすことのできる職人技を持った人が必要不可欠なのです。

徹底的にこだわって製造しているからこそ、香ばしく癖のない味の本格焙煎おから茶ができたのです。

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独自の製法について

製造段階で難しかった点はどこですか?

写真:焙煎前と焙煎後の色の違いおから茶を製造するにはまずは粒子が揃った原料が必要なため、現在のメーカーが本格焙煎おから茶専用に作っています。焙煎も専用機械と職人技の技術によりダイハナの香ばしいおから茶になっています。

効果・効能について

本格焙煎おから茶は財団法人日本食品分析センターにて、分析試験をしています。きちんとした試験データがあってこそ、お客様には安心して飲んでいただけるものがご提供できるはずです。

本格焙煎おから茶並びに大豆胚芽おから茶の粉末原料中の生理活性成分について
(1パック2.5g中の成分含量)

分析成分含量(単位:mg)
  おから(100%)茶 (2.5g中) おから(80%)+大豆胚芽(20%)茶 (2.5g中)
大豆サポニン 10.80 30.00
ダイジン 256 2,750
ダイゼイン 680 575
ゲニスチン 264 750
ゲニスティン 500 475
亜鉛 69 90.25

※この分析値は、財団法人日本食品分析センターで実施しました。

※大豆サポニンは、ガスクロマトグラフ法、ダイジン、ダイゼイン、ゲニスチン、ゲニスティンは高速液体クロマトグラフ法、亜鉛は原子吸光光度法で測定し定量しました。

出願中の特許について教えてください。

本格焙煎おから茶のおいしい焙煎加減と栄養価は、ダイハナ独自の製法によるものです。
この技術・製法については特許を申請しています。

出願番号 特願2004-247411
名称 大豆胚芽入りおからの骨成分増加組成物および該組成物を含む機能性食品

どんな方に飲んでいただきたいですか?

大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするといわれます。ですので、ぜひ女性の方にお勧めしたいと思っています。

寒い時期など、女性特有の悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。そういった方はもちろんですが、今健康な方にも毎日の習慣にしていただければと思います。

何よりおいしいので、食事の時や、休憩時など、いつでも手軽に飲んでいただきたいですね。

お客様の反応はいかがですか?

おかげさまでお客様からはうれしい感想をたくさんいただいています。「お客様の声」ページでも一部を紹介していますので、ご覧ください。

お客様の声を見る

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販路・販売提案について

現在本格焙煎おから茶はどこで販売されているのですか?

現在は主に緑茶を販売しているお茶屋店舗や、インターネットショッピングサイトが中心です。

他にない商品を取り扱いたいデパートなどに店舗を構える豆腐店、女性をターゲットとする雑貨屋、お客様にカウンセリングができる調剤薬局なども新たな販路として拡大中です。

取扱店一覧を見る

競合商品などはあるのですか?

ほぼありません。

当社独自の製造方法により確立された商品であり、さらにはラット実験や女性を対象にした臨床試験などの検査をおこなった商品ですから、基本的に類似商品もありません。

取引先へのどんなニーズを満たしているのですか?

販売促進用の専用POP、チラシ、試飲用サンプルなどを揃えています。

販売支援について詳しく見る

今後の商品開発の方向性は?

本格焙煎おから茶を原料とした各種商品の開発に着手しています。

  • スイーツ系:
    クッキー・シフォンケーキ・プリン・チュイル・マフィン・スコーンなど
  • ソース・ジャム系:
    コンフィチュール(本格焙煎おから茶が入ったミルクジャム)・ドレッシング

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用語解説

イソフラボン
大豆の胚芽に多く含まれる栄養素。
大豆胚芽にアグリコンとグリコシド(配糖体)として多く含まれています。大豆のイソフラボンはグリコシド(配糖体:糖と結合した形)です。 これが体内で吸収されるときに、体内(腸)の酵素で糖が切り離され、糖が外れた小さな分子になって吸収されます。大豆イソフラボンには、「グリコシド型イソフラボン」と「アグリコン型イソフラボン」の2種類があります。
グリコシド型イソフラボン
分子が大きいため腸では吸収しにくいものですが、腸内の酵素で分解されて初めて吸収されます。(豆腐・豆乳・煮豆・納豆がこの型)
アグリコン型イソフラボン
分子が最初から小さいので胃腸で吸収されやすいのです。(食品で最初からアグリコン型なのは味噌・醤油です)
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有限会社ダイハナ 営業担当 藤田宛て

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